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10-① 本来の安らかな生に生きるために

<本来の安らかな生に生きるために>

1.われわれはスーパーマインドをもって正にわれわれ自身のために働くことを学べる

2.圧力は条件づけられた誤った人生観から生じてくる

3.単に"起こった"というだけの事象に振り回わされることはない

4.あなたのスーパーマインドが、あなたの静謐によりその全霊能を顕わすのを許せ

5.あなたを苦境から解放してくれる宇宙的なパワーそのものに抵抗するな

6.スーパーマインドはトータルな心的健康状態である

7.あなたは善性を創りだすことはない、ただ善性を顕わにせよ、そうすれば善性はあなたをおおいつくすであろう

8.怖れ、不安の原因はまったくない

9.あなた自身を正しく喜ばせるような生き方は学べる

 

スーパーマインドからの思考には緊張が伴わない。川のそばに住めば、いらいらと雨水を乞いはしない。

アマゾンのジャングルで道に迷った探険家を想像してみなさい。パニックに陥り、右方向へまた左方向へと走り、転び、つまずき、四つん這いとなり、転倒し、失神する。これではどこへも行き着かないと悟り、「そうだ、走り方がのろまだった、スピードを倍にしよう」と考える。だが倍の早さで走っても、もちろん転落のひどさも更に倍加されるだけだ。

冷静にわきへ退けなければならない社援な推論とはまさにこれである。努かはそれ自体では意味がない。間違ったことを為し、これを猛烈に為せば為すほど、ますます間違ったことをより多くするだけである。努力だけで成功できるのだとすれば、所詮努力で成功するのだ。だからたとえ小さな努力でも、正しい努力をすれば正しい結果が生まれる。

つまり、ただ猛烈に働くというのではダメで、正しく働かなければならぬということである。間違ったやり方での作業は完全にやめなければならない。正しい仕事と間違った仕事とは同時には両立しない。正しい仕事か、でなければ間違った仕事かである。これが宇宙法則である。

ほんとうはしたくないことは、思いきってやめるーとの気を持て。したくないことかどうかあなたには分るかどうか?じっと綿密に注視するのだ。いなければならか、すべきだと感じながら渋渋やっていることがどんなに多いか、あなたにはそれが見えるだろうか?注意深く見守るのだ。あらゆる行為と反動とを調べてみよ。あなたは自然にそれをしているのか、それともしなければならぬと強制されるものを感じるからしているのか?もしも強制的なものを感じたら、するのをやめよ。

強制されることは奴隷となることだ。たとえば、群集といっしょにいやいやながら行動するのはよしたがよい。