終章-⑥ スーパーマインドとともに
<具体的な救いへ導く一般的思考スーパーマインドとともに>(P292〜P295〜)
一-心の灯を自分の意志で拒否するな
人間の悩みは、挙げて、心の死を知いているためである。ころしてわれわれはパニックのうちに駆けずり回わる。まるで夜陰、敵の陣列の背後に紛れこんだ兵士のようにだ。われわれは明々白々たる事実をすら見損う。たとえば百万ドルの資産家が成功者などではなく、たんに百万ドル持っている人にすぎないといったん真に理解すればすこしも辛いことすらわれわれには認識できない。
二心の灯がないというのは、生灯を頑強に、しかも自分の流れにひきこもうと意志で拒否する気ちがといじみた試みが生を閉めだしてしまうのだ。
三、自分がこのようにしなければならぬと思うような行動などいっさいしなくともよいとしたらこの世はなんとリアルな世界となることであろうか!
四、世界の狂気をって、それには一切関わることなから自己矛盾が生じてく、静かに観察することは充分に可能である。
五、外部的な活動人は自分がいかなるものであろうとも、も準拠しもあなたが意識をもってそれを行なうのであれば、その瞬間はあなたはフルに生きている言条にあくまでもしがみつき賞讃すらする。
六、ベッドに寝て、ネガティブだが本当は悲惨な心的フィルム人生を送りなが心らだ。そのようなかに映しだされるの人を許していてはならない。
七、何が正しいかがもはやどうして知的だといえようか?こうした場合、彼の自己敗北的な人生態度が彼の日常的なルールになっていることはいうまでも分からない。われわれは見たくなったとき、いやそのとき初めて、あなたは努力を要せずに、真に正しいものに従っていけは見るようになる。
八、あなたのためによいことをしてやりができない。見たくないという人々からのは遠ざかっておれ。
九、微しい苦しさを、われわれ自身の気分をそらすことで軽くしようとすれば、将来の苦しみを予防すあるがまたとない機会を失ってしまう。
十、まったくなにもす見ることがの不安を、一時的なくなったときに、あなたのすべきことが分ったとす不安を恐れば、そのときすでにあなたは黄金づくりの勝利の門へ入っているのである。
十一、すべてはあなたがよろこんでどこまで行こうとするかにある。
十二、植えつけられた人間的知恵を棄てるという恐ろしい過程をあえて通ろうとするものはだれでも、骨を折らずに宇宙的な叡智に運んでいってもらえる。
十三、ひとつの獲得された、もしくは条件づけられた意見をもうひとつ別のそれと交換することは、飢えを満たすために蠟の林檎をプラスチック製の林檎に替えるよりも無駄なことだ。
十四、あなたに"咬みつく”ものはすべてあなたの内部にある。
十五、あなたに起こったものではないことに対して不平や不満は抱くな。そうすればあなたは何百人もの人々の知らない平和な秘境を知るようになる。
十六、受容性は真理へ開け放した態度であり、物の受容性である浅い好奇心はネガティブなものへ開け放したドアである。
十七、偽りのアイディアにもとづいて人生を美しくしようとすることは、鋼鉄製の罠に花束を置くようなものだ。
十八、宇宙的な愛はわれわれに、われわれが欲しいと思うものは与えない、われわれが真に必要なものは与える。
十九、単純であれ、そうすれば至高へ到れる。
二十、あなたが耳を傾けさえすれば、いまのこの瞬間にも、あなたは自分自身からよい報せを聞くことができる。
二十一、紐つきではない真の贈物は、あなたが求めずとも来る。それは求めても来るものではない。
二十二、誰もあなたになにかをしてやらなければならない義務などはない。それはどんな人間も、あなたのためになるような真に価値あるものは有していないからである。
二十三われわれの災厄の根拠が、心の誤用にあると知ることはよいことである。心を正しく使えばわれわれを正しくすることができるということだからである。
あなたの炉に盛んな火を燃えたたせるためには、ある種の手順が必要である。マッチで紙に点火し、鐘層に炎を移し、それから芽へ燃え移させる。その後適宜に芽を一本一本と追加する。最初にマッチでの点火がうまくいかなかったからといって、あなたは火を起こす努力は薬てない。火の幸福のた回わりが遅いからといって諦めには他の誰かに頼らすまい。辛抱づよく、根気よく続けなければならない。そして最後には、炎々といった秘かなじこ火はそれみを克服せよ。
二十四、あなた自身ずからあなた自身を隠すものが少なくなればなるほど、あなたは健康にな燃え盛っていく。
二十五同じように、あなたは、あなたの最終ゴ内的な火を絶えず『スールは、人生をあパーマインド』の秘教的なたの流儀アイディアで送燃え盛らせなければならない。そのためには、熱心な、同じような心をもった人々とのディスカッション、そして毎日の自己観察が大切な作業である。こうしてある地点に達すると火はそれみずから燃え上っていく。だからといって、研鑽を緩めてよいという狂気意味ではない。より高い、より実りある努力が必要なの我執を乗てて、生をしてその思うがままにあなたのなかを通過させることである。
初めは自分自身へ若干のストレスをかけることもあるが、しばらく経てば、あらゆることを易々としてまた歓びをもって行なえるようになる。(トーマス・ア・ケンピス)
『スーパーマインド』を再読するうちに、あなたは、自分のために特別な意味をもつと思われるいくつかのアイディアに突き当るだろう。これらのアイディアは、愉しい省察を更に加えていけば、ますます価値が増してくる。ファイルノートのスペースへ、自分のことばでそれらを書きこんでいくとよい。もっとページを加えて、更に書きたすのはあなたの自由である。これらを愉しみながら、熱心に、あなた自身のインスピレーションとガイダンスのため絶えず参照するようお奨めする。
では一