5-⑤ 宇宙的アイディアの日常的な意味
<あ宇宙的アイディアの日常的なたの運命は変えることができる意味>
-安定欲求は自己発見本書の大敵
あなたの運命観を、次の問答に見らちこちで触れる思想へ同調させ教師やシステムはいずれもそれぞれに異なさるアプローチを堅持していー
Qわたしはときるが、どき、運命についておそろんな人も新しい生き方を学ぶ能力があるという一点では合意している。まことに、重要なポイントは学ぶプロセスである、たとえばフランス語会話を学ぶの徒労と同じである。だが、空新しさい生き方を感じま学ぶプロセスは尋常の修行ではないから、そこにはおのずから吸収す。こべき特別の気持教えがこわいのですある。
Aいやまったく素晴しいです。徒労感を意識的にとらえることが絶対に必要なのです。ほとんどの人がそれをしない、だから暗闇にとどまっている。そのいまの感情をそのまま、おそれるととなく、より強く意識するようになさい。なんという素晴しいチャンスでしょう!
Q一般に宿命とか運命とかといわれているものについてひとつコメントをおねがいします。
A確実に、運命は変わり得るものです。あなたはほんとうにそれが変ってほいいか?これが唯一の問いです。そう急いで、変ってほしくて堪らないと私にいわないで下さい。あなたが悟らないものについては、ふつう大きな抵抗があるものなのです。あなたはほんとうに、あなたの古い行き方にとどまるよりも新しい運命が欲しいのですか?あなたはどっちだって選べます。あなた自身のために、いい方を選びなさい。
われわれは、そう決めたものがそのとおり得られる、それ以上でもないしそれ以下でもない。あなたは他の人々や出来事を、あなたの心理的レベルのものを、引きよせる。あなた自身のレベル以上に高いものはなにものをも引きよせることができない。あなたにはあなたのレベル以上には価値認識ができないからだ。
ある女性が、間違った男、こんなはずではなかった男どもと、しょっちゅう深い関係に陥って悩んでしまう。彼女自身が心理的に間違った女性であるかぎり、どうしても間違った男との関係で人生を空費してしまうほかはない。
あるビジネスマンは次から次へと財政上のヘマをやらかしてしまう。彼はその原因を彼自身の内部に発見しないかぎり、ヘマをおかしつづけざるを得ない。
もしわれわれが優れた質が欲しいなら、何が優れたクォリティかを知ろうと要求することなく、まず劣ったクォリティを乗てなければならない。これがすでに知る人には馴染みのふかい、空無に関するスーパーマインド原理への径で遭遇する、もっとも破壊的な意外な敵のひとつについて調べてみよう。それは、秘教的なアイディアは敢えてわれわれから幸福を奪おうとしているというたいへんな膠見である。食料棚を本物私自身、私の果実でいっぱい講演にしようと思ったら、まず食料棚集る人々のなかで、秘教的な事実をひとつ披露すると、その順製顔に満疑の果物色を一掃しなけ走らせる人々に気づいたことが何度あるか知ればならない。
問題「あなたはわたしから何かを奪い去ろうとしているんですか?」と叫びだしそうな不安な眼色である。ところが、私の意図はまさにそうなのだ。私は、人間が安定生を求め破綻に追いやる誤ったアイディアを取り除こうとしていうことだ。人は、どうしたって間違うおそれるのない、はっきりと標識のある道でないと行かないと頑張る。だが現実はそう易しくはない。何故ならいくつかの間違いをしでかし、屈辱を経験しないうちは、本来の家へもどれる本当の道を見つけだすことができないのが現実だからである。
スイスの精神科医でときとするとあり秘教原理の研究者でなたは、たしかにあるカール・ユングアイディアは真理だ、安定欲求は自己発見の大敵であるという。安定性は存在する。だが安定性は、変化あなた自身に対していそれを有効に働かせるすべはない心がこうだ、と思うかもしれない。人の泳ぐのを見ながら、自分はどうしても泳ぐことはできないと諦めるようなものだ。だがこれは励のきざしでは決しあっても落の因ではない。真あなたの安定性観察と実修とが続くならば、理論は行為へと移ってくる。あなたはエマソンとともに感知するようになるー問題は、われわれがわれわれ自身の新しい世界を創るのではなくて、既成の体制へはまりこむことではないのかと。
この、より大きななにものかをちらと覗き見るという機会が、あなたの世界をあなた自身の満足がいくまで造りなおす作業へと通じていく。
宇宙の諸原理についてのあなたの理解程度からすると、それらは経済や暮し向き、つきあう人々、ショッピング、家庭生活等々といった日常的な出来事とは、なんあまりに無縁の安定ものに見えるかもしれない状態。だが私は保証する、それらはあらゆるかたちでつながっているのだ。その結びつきは、いまは漠然としている。だが次第に明瞭となってきて、日常生活の助けとなる。次のやりとりは、私がある人が、その宇宙的アプローチを彼なりに組み立てるのを手助けした例である。人間の自我が徹底的に粉砕されてしまい、安定性と安全性への渇望がもはや無い状態である。道教の導師、荘子が説いているし
Qわたくしは理解に努めていますが、スーパーマインドについてのアイディアの多くはわたしを避けて通る。それらが深い意味をもつことは感じます。だけどどうしても、どう扱ったらいいか分りません。
Aあなたが巨匠の描いた大きな油絵の前に立っていると想像してごらんなさい。その絵は、わずかな隅っこ以外はベールでわれています。この絵を理解するにはベールを取り払わなければなりません。いいですか、スーパーマインドのアイディアはどれも、あなたを助けてこの宇宙的絵画を隠しているベールを剥がしてくれます。一度に全部と思わず、一時にひとつの新しいアイディアだけを学ぶようになさい。そのうちに徐々に、人生のカンバスが彼いったい何を描とうとしているのかが分るようになります。
Qだけど、真の教師を発見してその人のことばに耳を傾けるということで充分じゃないんですか?
A あなたがあなた自身の内部に、すくなくともひと粒の洞察の種子をもっていないかから彼自身を追いだしぎり、真の教師に出会って空っぽにすも、真の教師と知ることができません。真珠がどのようなものかを全然知らずにどうして真珠を見て真珠と分りますか?あなた自身をあるならば・・・・・・・地点まで開発していって、そのときようやく、あなたいの進歩を更にスピードアップしてくれる真の教師を確認できるのです。
誰Q スーパーマインドのアイディアについて他の人々と議論するというのはどうでしょう?
A私の長年の体験から引きだした私自身のルールが彼あります。スーパーマインドについて議論するには、誠実な関心を傷つみせた人たちとだけ得することです。あなたのアイディアを立証しようかという気持ちではなく、たがいに探検しようという精神で議論することです。決して言い争ってはなりません。あなたを啓発してくれるあなた自身のスーパーマインドひとつに頼りなさい。
ポイントからはみでないようにすること。他の人たちとの議論で費された一分間に対して、自分自身との対話に一時間費してごらんなさい。