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1. OSHO The Ultimate
OSHO − 究極なるもの
2. コミューン Commune
コミューンとはもうひとつの社会を意味します……世間という砂漠のなかの小さなオアシスです。もっともっと調和のなかに入ってゆきましょう。生を祈りに満ちて、敏感に、意識して、醒めて生きるのです。 あなたの小さな小川をほかの小川とひとつにして、大海に行き着く途上にある大河となるのを許しましょう。" サンガ "、コミューンとは覚者のまわりに集まった弟子や帰依者(きえしゃ)たちのブラザフッドだ。花開いた覚者のもとにやって来た蜂たちのブラザフッドだ。 THE WHITE LOTUS, p29 覚者はそれぞれコミューンを創る…...
3. エンライトンメント ( 光明を得ること ) Enlightenment
光明を得る最初の者になろうとする野心をすべて落としなさい。個人的なエンライトメントはありません。個人はみな、全体とひとつに結ばれています。 仏陀は天上の門に着いた。もちろんそこの人びとは待っていた。彼らは門を開いて、彼を歓迎した。だが彼は門に背を向け、そして世界を見た——同じ道の上にいる何百万もの魂たちがもがき、惨めに、苦悶して、天上と至福の門に行き着こうと努力していた。 門の番人は言った。「お入りください! 私たちはずっとあなたをお待ちしていました」 ところが仏陀は言った。「ほかの者たちが辿り着いていないの...
4. サレンダー ( 明け渡すこと ) Srrender
もしあなたが、どのような状況からも最大限の恩恵を達成したいと望むなら、トータルにかかわらなければなりません。それがあなたに鍵を与えてくれるでしょう。 ボーディダルマはインドで光明を得た。そしてひとりの弟子を探したが、そのひとりを見つけることができなかった。それゆえに彼は中国に行かなければならなかった……。彼は鍵をもっていた。そして彼は老年にさしかかっていたが、しかも彼は正しい後継者を見つけることができなかった……。 彼は九年の間、洞窟のなかで待った。ただ待った……壁を見つめながら。彼は大きな磁力を創りだして...
5. 究極の事故 Ultimate Accident
自分の探究においては真正でありなさい。そのためにあらゆることをしなさい。映し出されたものの背後にある元のものを知ろうとする渇き、それがあなたを『究極の事故』に値するものにしてくれます。 千代能はサニヤスを受けようとして、尼僧(にそう)になろうとして、次から次へと僧院を訪ねた。だが偉大なマスターたちでさえ彼女を拒んだ。彼女はあまりにも美しかったからだ……。僧たちは神を、そしてあらゆることを忘れてしまうだろう。途方にくれた彼女は自分の顔を焼いた。顔じゅうに傷をつけた。そして、彼女はひとりのマスターのところに行き着い...
6. 強欲 Greed
あなたのマインドとその強欲さ、そして信頼の不足に気をつけなさい。強欲が変容される機会は覚醒を通して訪れます。
7. 強欲を超える Beyond Greed
なにが与えられていようとも、それは絶対に正しいのだという信頼に向けて、自分の覚醒の向きをポジティヴな方向に変えましょう。そしてこの信頼のなかから、自分自身が感謝に満ちて踊るのを許すことです。 インドの偉大な神秘家、ナラダは、神に会いに行こうとしていた。ヴィーナを奏でながら森を過ぎてゆくと、彼は樹の下に坐っている非常に年老いた聖者に出会った。 年老いた聖者は言った。「私からの質問をひとつ、神にたずねてみてください。私は三生にわたってあらゆる努力をしてきています。そこで、あとどのくらいの努力が必要なのか、私の解...
8. 弟子であること Disciplehood
あなたの生のあらゆる状況があなたに教えてくれるのを許しましょう。 スーフィーの偉大な神秘家、ハサーンが死のうとしていたとき、ある人がたずねた。「ハサーン、あなたのマスターは誰だったのですか?」 彼は言った。「私には何千人ものマスターがいた。彼らの名前をあげるだけでも何か月、何年もかかるだろう。それに、そうするにはもう遅すぎる。だが三人のマスターについてははっきりと話しておこう。」 「ひとりは泥棒だった。あるとき私は砂漠で道に迷った。そしてある村に着いた頃には夜も非常に更けていた。すべてが閉ざされていた。...
9. 最も偉大な奇蹟 Greatest Miracle
心霊現象、突然襲ってくる至福、奇蹟に巻き込まれないように注意しましょう。それらをどこかに行き着いたしるしとして見てはいけません。行き着くところはどこにもありません。ただ普通でいて、楽しみましょう。 臨済に関して言われていることだ—— 彼の弟子のひとりが別のマスターの弟子と話をしていた。相手は言った。「私たちのマスターは奇蹟の人だ。望むことをなんでもやってのけることができる。私は彼のやった奇蹟をたくさん見てきた。自分自身の目でそれを目撃したのだ。君のマスターにはどんなすごいところがある? どんな奇蹟をやってのける...
10. 価値 Worth
自分の価値を証明しようとして、自分自身を商品におとしめてはいけません。生の最も偉大な体験は、あなたがすることを通してやって来るのではなく、愛を通して、瞑想を通してやって来ることを覚えておきましょう。 老子が弟子たちとともに旅をしていた。彼らは、何百人もの樵(きこり)たちが木を切っている森にやってきた。森全体は、何千もの枝を張っている一本の大きな木を残して、ほとんど切り倒されていた。その木は一万人の人びとが木陰に坐れるほど大きかった。 老子は自分の弟子たちに、なぜその木は切られていないのかたずねてくるようにと...
11. 普通であること Ordinariness
ただ普通であることが奇蹟です。誰かになろうと渇望しないことが奇蹟です。自然が自らのコースを取るに任せましょう。それを許すことです。 禅のマスター、盤珪 ( ばんけい ) は、たまたま自分の庭で庭仕事をしていた。ひとりの求道者がやってきて盤珪にたずねた。「庭師、マスターはどこにいる?」 盤珪は笑って言った。「あの扉——あそこからなかに入るとマスターがいる」 そこで男は入っていって、なかで肘かけ椅子に坐っている盤珪、外で庭師だったその男に出会った。求道者は言った。「からかっているのか? その椅子から下りろ! 神聖を...
12. 受容性 Receptivity
積極的に答えを探し求めるのをやめるときです。自分自身を空からにして、全存在を受け入れるようになりましょう。ただリラックスして待ち、楽しむことです。 哲学の教授が、禅のマスター、南院のところに行って、神、瞑想、そして非常に多くのことをたずねた。マスターは沈黙したまま聴いていた。そして言った。「あなたは疲れているようだ。あなたはこの高い山を登ってきた。あなたは遠いところから来た。まずあなたにお茶を出させてほしい」 哲学の教授は待った。彼は質問で沸き立っていた。だが、湯沸かしが歌い、茶の香りが広がり始めて、マスターは...
13. 知識を落とす Dropping Knowledge
あなたは偽りを落として、借りものの知識を落として、自分の知恵のなかに、自分の理解のなかに入ってゆく用意ができています。 ナロパは偉大な学者、偉大な神学者だった———この物語は彼が光明を得る前に起こった。彼は一流の大学の副学長で、彼自身の弟子が一万人いたと言われている。ある日、彼は自分の弟子たちに囲まれて坐っていた。彼のまわりじゅうに、非常に古い、めったに見られない何千もの教典がばらまかれていた。 突然彼は眠りに落ち、ヴィジョンを見た。それはあまりにも意味が深かったので、夢と呼ぶにはふさわしくなかった———それは...
14. 信頼 Trust
深い信頼のなかにあれば、状況はどうあろうとも、信頼のその質があなたの生を変容してくれます。 ミラレパがチベットの彼のマスターのところに行ったとき、彼はあまりにも控え目で、あまりにも純粋で、あまりにも真正だったために、ほかの弟子たちが嫉妬し始めた。彼が後継者になるのは確実だった。そこで彼らは彼を殺そうとした。 ミラレパはまるで少しも人を疑わなかった。ある日、ほかの弟子たちが彼に言った。「もしお前がほんとうにマスターを信じていたら、崖から飛び降りることができるだろう? もしそこに信頼があったら、それはなんでもな...
15. 傷つきやすさ Vulnerability
マスターといっしょにいると、どのような瞬間におけるどのような状況でも、自分を目覚めさせるために使われうるのだと信頼するように覚えておくことです。自分を守ってはいけません。保証のない状態でいること、傷つきやすくいることです。明け渡して、自分の信頼を自分のマスターのなかに置きましょう。 日本のマスター、奕堂(えきどう)は、厳格な教師だった。彼の弟子たちは彼を恐れていた。ある日、ひとりの弟子が時を告げる寺の鐘を憧(つ)いていた。突然、彼はひと憧きを失敗した———寺の門を過ぎてゆく美しい娘を見ていて、その弟子は自分を失...
16. 真似 Imitation
自分は他人を真似していないかどうか見なさい。真似によっては、あなたのなかにある真正さの種は死んだままです。覚醒の剣を取り、それがどんなに苦痛であるように見えようとも、この真似を完全に断ち切りなさい。その苦しみは深くまで入らなければなりません。でも、そのショックを通して、あなたの自己、あなた自身の真正さが現れます。 禅のマスター、倶胝(ぐてい)は、禅に関した問を解くときはいつも自分の指を立てたものだ。 非常に若いひとりの弟子が彼の真似をし始めた。そして、誰かがその弟子に、マスターはなにを話していたかとたずねると、...
17. 覚醒 Awareness
いつであれ自分が無意識に行動していることに気づいたら、やめなさい。ロボットになってはいけません。エゴから行動を起こしてはいけません。一杯のお茶を飲み、目を覚ましなさい——それから覚醒をもって行動しなさい。 茶は覚醒を意味する禅のシンボルだ。茶はあなたをもっと油断なく、醒めさせてくれるからだ。茶は仏教徒たちによって創案された。彼らは何世紀もの間、茶を瞑想における助けとして用いた。そして茶は助けになる。 その物語はボーディダルマが中国の「タ」と呼ばれる、ある山で瞑想していたことから来ている。「ティー」という名称...
18. 瞑想 Meditation
あらゆるものに注意を向けなさい。「大きい」、「小さい」はありません。すべてに神性があります。あらゆるところにあなたは神を見出すことができるのです。 ある期間修行してきた弟子が一休に会いにきた。雨が降っていたので、なかに入るときに彼は履物と傘を外に置いた。彼が挨拶をし終えると、一休は履物のどちら側に傘を置いたのかとたずねた。 さあ、なんという問だろう……? あなたは、マスターが神について、クンダリーニの上昇、チャクラの開き具合、あなたの頭のなかで起こっている光についてたずねるのを期待する! だが、一休はごくありふ...
19. 中心が定まる Becoming Centered
中心が定まったままでいることです。他人の意見や、あなたをあちらこちらへと押しやる他人の企てに操られるのを自分に許してはいけません。他人のレベルに落ちてはいけません。 かつて仏陀の時代に、もっとも有名な美しい売春婦が、仏教の僧、乞食に恋をしたことがあった……。 彼女は、彼に、仏教の僧たちが旅をやめる雨期の四ヶ月間、自分の家に泊まって欲しいと頼んだ。その僧は言った。「私はマスターに聞かなければならない。もし許してもくれたら、来ることにしよう」 ほかの僧たちは非常に嫉妬した。その若者が仏陀のところに行って願い出る...
20. 理解 Understanding
あなたが他人のなかに見るものは、あなた自身が持ち運んでいるものだということを理解しましょう。あなたの判断は、実際にはあなた自身の内側で抑圧されたか、あるいは拒絶されたものの反映です。 ふたりの禅僧が河を渡ろうとしていた。彼らは同じように渡りたがっているとても若くて美しい女性と出会ったが、彼女は怖がっていた。そこで、僧のひとりが彼女を肩にかついで向こう岸に運んだ。 もうひとりの僧は怒り狂った。ひとことも口には出さなかったが、内側では煮え立っていた。これは禁じられていたのだ! 仏教の僧は女性に触れてはならない。...