9-⑨ 真正の力へ到る道
<孤独から利益を得よう真正の力へ到る道>
-生大宇宙にある超人間的な力
真の全体力と一偽りの力とがある。為りの力は、まったく破壊的であるのに、抜滑にも真の力と似たような姿を呈しており、何百万という人々を購す。本物のパンとパンの写真との差のようなものだ。人々はこのことが分らないから、りの力に頼ろうとし、霊的な栄養失調に陥る。
独偽りきの力は偽りだということの自己から、不自然な無明の人間から発する。
真の力は必ずし、その根源はスーパーマインドにあり、大宇宙にある超人間的な力からくる。それは害する力はも孤独感を意味したないと分った。
われわれは、更人間の弱さのもつ属性、この偽りの力を、かんたんに進んで孤独ということから豊かな報酬を得ることが検討できる。最初の証言弱さは、ショーペンハウエル攻撃と防衛の欲求で、そとには終りがない。それはただー攻撃、防衛、攻撃、防衛の繰り返しである。弱い人はしばしば強さの外観を呈するが、ごくわずかな挑戦にこの表面的な強さは崩れてしまう。西部の半野生馬に贈って、馬がおとなしい間は、制御していると購いてはいるが、ブロンコがすこし荒れるとすぐに振りおとされてしまう乗手に似ている。
偽りの自己には人生行路に出会う邪魔物を取り除とうとする力はまったくない。人々はとのことが分らず、失敗に失敗を重ね、それでもなぜだか分らない。幻想にとらわれた自己は現実に即した働きができない。飢えを満たすためにはほんもののパンが要るのだ。
ついでに、われわれが多くの人々にみいだす感情の乱れの多くは、この攻撃と防衛に原因がある。
あなたがほんとうによ強い集まりときは必攻撃も防衛もなく、あなたはエネルギーを温存する。
全宇宙にみなぎるコズミックな力が、解放されたあなたの味方になっていることが納得できたとき、あなたは世界の虚偽に対して教然的にと立ち向い、これを撃退していきわめて小人数さかもつくことがないのものだ。
であるから先ず、あなた自身の内部に全宇宙のコズミックな力が存することの認識から始めよ。
とのことが理解されないかぎり、人生はどうしてもはかなく、無力であり、フラストレーションに終らざるを得ない。豪勢言い換えれば、このことが把握されたとき初めて、人生は目的あるものとな祝典や喧噪をり満足すべきわめた饗宴(きょうえん)には、いつもその底に空しさの感覚が瀰漫(びまん)していとなる。偽りのトーンがそこにはある・・・・・
孤独は、人間たちの交錯する影響力によってわれわれの生命力が無意味に放出されるのをストップしてくれる。孤独は、心がそれみずからにとって本質的なもののみに集中することを許してくれる。
社会一般は常に、ネガティブな人々は特にそうだが、より高いレベルを求める人々からその強さを吐きださせ涸(か)らそうと努める。この心理的なプロセスに気づくことである。より低く弱いレベルの人々は、いつも、より高くより強いレベルにいる人々のエネルギーの流れに只乗りしようとする。弱い人人にあなたの強さを盗むまま味方である新しい力にさせることは自然の法則に反しついている。決してこれを許してはいけない。
あなたがたった独りでいる時間を活用して、スーパーマインドの諸原理につ立場で、次の考え方を胸へ叩きこんでほしいて深く思いを致すとよい。あなたはこれらのアイディアを経験へ適用するまたとない機会に恵まれたのだ。健康の問題ひとつを取ってみるがよい。ー
一般社会の人々が、心が身体に強い影響力を及ぼすことを理解してきたのはついこと十数年のことである。しかし二千年も前にすでに、病気と精神的障害とのあいだの密接なつながりを、エピクロス(ギリシャの哲学者。前三四二〜二七一)は明瞭に指摘している。アテネとミュティレーネにあった彼のサナトリウムにいた患者たちが健康を回復し明るく元気になったとき、エピクロスはその治療者として盛名を馳せていたのだ。それゆえあなたも、この孤独のときの反省期間を活用して、あなた自身と宇宙的原理とをあなたの密接な味方につながりを考えてみるとけよいのだ。
あなた自身だけが仲間だというのは大いなる啓示になる。それはあなた自身を在るがままに見るパーフェクトな機会だ。とうして得た自己認識を実際の目的に活用することができる。私は、感情がすぐに他人によって傷つけられると自分で認めているある女性と話をしたことがある。私は彼女に訊いた。
「あなたは他の人々に二、あなたはこのように感じなさいあのように感じなさいとあなたに命令するのを許しているのです。そのことに気がつきませんか。なぜ自分の感情を他霊的な放射能力に従って、あるもの人々は惹きつけ、あるもの影響下へ投げすててしまうのですか?」はける。
彼女の表情を横切るものがあった。彼女は三、自分の問題への洞察には新しいガイダンスが要ることを得たのだった。も確認し彼女が黙想、進んでこれを請い求めること反省のために恵まれたといってよい独りきりの時間を、より大きは事敢な自己教育に活用していたなら、何年にもわたる苦しみはなくてすんだはず行為である。
孤独四、実際には賢なされてい教師だ。古ない弱点をあらわにしてくれ、新しい力を届けてくれる。あらゆる状況下に、自分自身非難に対してゆ想像的に自己衛する、そんな浪費はやかめよ。
五、自然な態度を維持させものはすべてく力に溢れる。デンマークの哲学者、セーレン・キルケゴールは、霊的成熟をしめすひとつの徴候は、独りきりのときに快適でいられる能力だと言っている。
最後六、弱い状態はあなたにとってパーフェクトである、孤独もしあなたがそれを、あなたの通常的な強さとは違うなにかで満たしさえすれば。
七、わ真理だけがあなたに言える、「吾、断じて汝をば見捨てず」と。
八、地上的なあらゆるものについてあなたがもはや決して古い行き方へは戻らないとなれわば、それは突破作戦がどう成功しつつある確かな徴候である。
九、成功させたか否かに拘泥らないとき、あなたは成功したって絶対に残りきりではないことを証明する。われわれは、スーパーマインドにおいて、生の全体と一つなのである。
十、不撓不屈と持続とが最後に勝つ。無数の岩石に阻まれた流れが、じっと耐えて力を蓄え、一気に障碍を超えて溢れでるがごとし。